本間さんの許可を得て、以下に転載します。
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函館市医師会「PCR検査センター」5月11日開設へ準備が進む。4月29日、日本共産党函館地区委員会「新型コロナウイルス肺炎対策本部」は函館市医師会と懇談。私のほか、市戸ゆたか、紺谷克孝、富山悦子の各函館市議が参加しました。
医師会が設置を進めるPCR検査センターを視察しました。
函館市医師会の吉崎事務局長は函館地区でクラスターが発生してからでは遅い、医師会内に新型コロナウイルスの対策本部を設置し、PCR検査センターは仮説診療所として保健所に保健医療機関開設の手続きを行っていく。しかし、医療用資機材、医療材料、試薬、防護服の準備が整わない。
国、行政がしっかり対応して欲しい。
函館市医師会はセンター開設にともない、医師会検診検査センターの臨床検査技師を函館市衛生試験所でPCR検査の研修を行なっている。
医師会のPCR検査センターは、
医師会所属の函館市内のドクターが平日の昼休みの1時間〜2時間、PCR検査センターに来ていただき対応する。
流れとして、
①開業医からの紹介 (診療情報提供書)→②医師会PCR検査センターの輪番医師がPCR検査の可否を判断→③医師会健診検査センターでPCR検査実施
今後、函館市内での新型コロナ感染した場合の受け入れは次のようになる予定です。
①重傷者は市立函館病院
②中等症は大きな病院
③軽症者はホテル
軽症者を受け入れるホテルについては、所管する役所は函館市ではなく北海道となることから北斗市、七飯町などの住民にも対応することになります。
医師会のPCR検査センターの運用には多額の費用がかかります。また、外出自粛の影響でとくに内科医のところで患者減となっていて、検診、健診も中止となっていることから医師会、医療機関は大きな収入減少となっています。
日本共産党は、わずか1490億円の「緊急包括支援交付金」では足りないと、医療予算を数兆円規模にすることを求めています。